取得原価300,000円、耐用年数5年の備品について定額法(残存価額ゼロ)で減価償却を行った。
| 借方 科目 | 借方 金額 | 貸方 科目 | 貸方 金額 |
|---|---|---|---|
| 減価償却費 | 60,000 | 備品減価償却累計額 | 60,000 |
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簿記3級 第1問で出る「減価償却費」の仕訳を、例題8問で確認します。各問に借方・貸方と解説を付けています。
建物、備品、車両運搬具のような固定資産は、買った年に全額を費用にせず、使える年数(耐用年数)に分けて費用にします。この各年の費用が減価償却費です。
減価償却費は決算整理仕訳で計上します。借方に減価償却費(費用)を書きます。貸方は、間接法か直接法かで変わります。
簿記3級の減価償却は定額法です。1年分の減価償却費は、取得原価から残存価額を引き、耐用年数で割って求めます。残存価額がゼロなら、取得原価を耐用年数で割るだけです。
取得原価300,000円、耐用年数3年、残存価額ゼロの備品なら、1年分は100,000円です。借方に減価償却費100,000円、貸方に備品減価償却累計額100,000円を書きます。
間接法は、貸方に減価償却累計額を書く方法です。備品の金額はそのまま残し、累計額という別の科目で減った分を記録します。簿記3級の試験では間接法が基本です。
直接法は、貸方に備品そのものを書いて、備品の金額を直接減らす方法です。問題文に直接法と指示があるときだけ使います。
期の途中で取得した固定資産は、取得した月から決算月までの月数分だけ減価償却費を計上します。1年分の減価償却費に、使った月数を12で割った割合を掛けます。
4月1日から3月31日が会計期間で、9月に取得原価600,000円、耐用年数6年の備品を買った場合、1年分は100,000円、当期分は9か月分の75,000円です。
定額法では、2年目以降も毎年同じ金額を減価償却費にします。変わるのは減価償却累計額の残高で、毎年の減価償却費が積み上がっていきます。
期の途中で固定資産を売却した場合は、期首から売却日までの減価償却費を月割りで計上します。借方に減価償却累計額と当期分の減価償却費と受け取った代金、貸方に固定資産の取得原価を書き、差額を固定資産売却益または固定資産売却損にします。
減価償却累計額は、固定資産の金額を間接的に減らすための科目で、資産のマイナスとして扱います。貸借対照表では固定資産から差し引く形で表示します。
決算のときに決算整理仕訳として計上します。月次決算をしている会社では、1年分を12で割った金額を毎月計上します。
ありません。土地は使っても価値が減らないと考えるため、減価償却の対象外です。
| 借方 科目 | 借方 金額 | 貸方 科目 | 貸方 金額 |
|---|---|---|---|
| 減価償却費 | 60,000 | 備品減価償却累計額 | 60,000 |
| 借方 科目 | 借方 金額 | 貸方 科目 | 貸方 金額 |
|---|---|---|---|
| 減価償却費 | 187,500 | 車両運搬具減価償却累計額 | 187,500 |
| 借方 科目 | 借方 金額 | 貸方 科目 | 貸方 金額 |
|---|---|---|---|
| 減価償却費 | 300,000 | 備品 | 300,000 |
| 借方 科目 | 借方 金額 | 貸方 科目 | 貸方 金額 |
|---|---|---|---|
| 減価償却費 | 6,666 | 備品減価償却累計額 | 6,666 |
| 借方 科目 | 借方 金額 | 貸方 科目 | 貸方 金額 |
|---|---|---|---|
| 減価償却費 | 111,110 | 備品減価償却累計額 | 111,110 |
| 借方 科目 | 借方 金額 | 貸方 科目 | 貸方 金額 |
|---|---|---|---|
| 減価償却費 | 166,666 | 車両運搬具減価償却累計額 | 166,666 |
| 借方 科目 | 借方 金額 | 貸方 科目 | 貸方 金額 |
|---|---|---|---|
| 現金 | 278,334 | 備品 | 500,000 |
| 備品減価償却累計額 | 100,000 | ||
| 減価償却費 | 91,666 | ||
| 固定資産売却損 | 30,000 |
| 借方 科目 | 借方 金額 | 貸方 科目 | 貸方 金額 |
|---|---|---|---|
| 減価償却費 | 10,000 | 備品減価償却累計額 | 10,000 |
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