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簿記3級 第1問対策 — 論点別の例題と解説

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固定資産売却益の仕訳簿記3級 例題4問と解説

簿記3級 第1問で出る「固定資産売却益」の仕訳を、例題4問で確認します。各問に借方・貸方と解説を付けています。

例題4問 試験レベル 解説付き
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固定資産売却益とは

固定資産売却益は、備品や車両運搬具などの固定資産を売却したときに、売却価額が帳簿価額より高かった場合の差額を表す科目です。収益なので貸方に書きます。

帳簿価額は、取得原価から減価償却累計額を引いた金額です。売却価額が帳簿価額より低かった場合は、差額を固定資産売却損(費用)として借方に書きます。

売却益の計算と仕訳例(間接法)

取得原価400,000円、減価償却累計額200,000円の備品を210,000円で売却し、代金が普通預金に入金された場合、帳簿価額は200,000円で、売却益は10,000円です。借方に普通預金210,000円と備品減価償却累計額200,000円、貸方に備品400,000円と固定資産売却益10,000円を書きます。

間接法では、備品は取得原価の全額を貸方に書いて消し、減価償却累計額は借方に書いて消します。借方の合計と貸方の合計が一致するように、差額を固定資産売却益にします。

帳簿価額が与えられている場合の仕訳例

問題文に帳簿価額が書かれている場合は、帳簿価額で固定資産を消します。帳簿価額50,000円の備品を100,000円で売却し現金を受け取った場合は、借方に現金100,000円、貸方に備品50,000円と固定資産売却益50,000円を書きます。

期の途中で売却したときの減価償却費

期の途中で売却した場合は、期首から売却日までの減価償却費を月割りで計上してから売却の仕訳をします。借方に減価償却費も加わり、その分だけ売却益が増えるか売却損が減ります。詳しくは関連論点の減価償却費で確認できます。

固定資産売却益と似た科目の違い

  • 固定資産売却損は、売却価額が帳簿価額より低かったときの差額で、費用です。借方に書きます。
  • 売上は商品を売ったときの収益です。備品や車両のような商品以外の物を売っても売上にはしません。
  • 未収入金は、固定資産を売った代金を後で受け取る場合に借方に書く資産の科目です。

よくある間違い

  • 備品を帳簿価額で消してしまう間違いです。間接法では備品は取得原価の全額で消し、減価償却累計額を別に借方に書きます。
  • 減価償却累計額を貸方に書いてしまう間違いです。累計額を消すので借方です。
  • 代金が後払いのときに売掛金にしてしまう間違いです。固定資産の売却代金の未収は未収入金です。

よくある質問

売却益と売却損はどう判断しますか。

売却価額と帳簿価額(取得原価から減価償却累計額を引いた金額)を比べます。売却価額のほうが高ければ固定資産売却益、低ければ固定資産売却損です。

固定資産売却益は収益ですか。

固定資産売却益は収益です。帳簿価額より高く売れた分だけ利益が増えるので、貸方に書きます。

例題4問で確認する

例題1 試験

取得原価400,000円・減価償却累計額200,000円の備品を220,000円で売却し、代金は普通預金に入金された。

仕訳
借方 科目借方 金額貸方 科目貸方 金額
220,000 400,000
200,000 20,000
帳簿価額200,000円(取得原価−累計額)<売却額220,000円→売却益20,000円。
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例題2 試験

帳簿価額20,000円の備品を70,000円で売却し、代金を現金で受け取った。

仕訳
借方 科目借方 金額貸方 科目貸方 金額
70,000 20,000
50,000
売却額70,000円>帳簿価額20,000円→差額50,000円が固定資産売却益(収益↑)。現金(資産↑)借方、備品(資産↓)・固定資産売却益貸方。
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ChatGPT Claude
例題3 試験

帳簿価額40,000円の備品を70,000円で売却し、代金が普通預金に振り込まれた。

仕訳
借方 科目借方 金額貸方 科目貸方 金額
70,000 40,000
30,000
売却額70,000円>帳簿価額40,000円→差額30,000円が固定資産売却益(収益↑)。普通預金(資産↑)借方、備品・固定資産売却益貸方。
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ChatGPT Claude
例題4 試験

取得原価400,000円、減価償却累計額240,000円の備品を180,000円で売却し、現金を受け取った。

仕訳
借方 科目借方 金額貸方 科目貸方 金額
180,000 400,000
240,000 20,000
帳簿価額160,000円(=400,000−240,000)に対し売却額180,000円→売却益20,000円。累計額を借方に計上し備品を取得原価で消去。
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