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簿記3級 第1問対策 — 論点別の例題と解説

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前払費用の仕訳簿記3級 例題3問と解説

簿記3級 第1問で出る「前払費用」の仕訳を、例題3問で確認します。各問に借方・貸方と解説を付けています。

例題3問 標準〜試験レベル 解説付き
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前払費用とは

前払費用は、保険料や家賃のように一定期間のサービスに対して支払った費用のうち、決算日の時点でまだ期間が来ていない次の期の分を、当期の費用から取り除いて資産にする科目です。先に払ってあるサービスを受ける権利なので資産です。

前払費用は決算整理仕訳で使います。前払保険料や前払家賃のように、内容を付けた科目名で出ることもあります。

決算整理仕訳の仕訳例

支払済みの保険料36,000円のうち次期分が15,000円の場合は、借方に前払費用15,000円、貸方に保険料15,000円を書きます。保険料という費用が15,000円減り、当期の費用は21,000円になります。

支払家賃のうち次期分40,000円(2か月分)を振り替える場合は、借方に前払費用40,000円、貸方に支払家賃40,000円を書きます。

次期分の計算のしかた

次期分は、支払った金額を期間の月数で割り、決算日の翌日から契約終了までの月数を掛けて求めます。1年分の保険料36,000円を当期の8月1日に支払い、決算日が3月31日なら、次期分は4月から7月の4か月分で12,000円です。

翌期首の再振替仕訳

翌期の期首には、前払費用を元の費用の科目に戻す再振替仕訳をします。決算整理仕訳と逆の仕訳です。前期末に計上した前払費用120,000円(保険料)を再振替する場合は、借方に保険料120,000円、貸方に前払費用120,000円を書きます。

再振替をしておくと、翌期にサービスを受けた分が自動的に翌期の費用になります。

前払費用と似た科目の違い

  • 前払金は、商品を仕入れる前に支払う手付金です。前払費用は保険料や家賃のような継続的なサービスの前払いで、決算整理で使います。
  • 未払費用は、サービスは受けたがまだ支払っていない費用で、負債です。前払費用はその反対で、支払ったがまだサービスを受けていない分です。
  • 前受収益は、受け取った収益のうち次期分を負債にする科目です。前払費用は費用側、前受収益は収益側です。

よくある間違い

  • 決算整理で費用を借方に書いてしまう間違いです。費用を減らすので費用の科目は貸方、前払費用が借方です。
  • 次期分ではなく当期分を前払費用にしてしまう間違いです。前払費用にするのは決算日の翌日以降の分です。
  • 再振替仕訳を忘れる間違いです。翌期首に前払費用を費用に戻します。

よくある質問

前払費用は資産ですか、費用ですか。

前払費用は資産です。すでに支払ったサービスを次の期に受ける権利を表し、貸借対照表に表示します。

前払費用と前払金の違いは何ですか。

前払金は商品の仕入れに先立つ手付金で、取引のたびに仕訳します。前払費用は保険料や家賃など時間とともに発生する費用の次期分で、決算整理で計上します。

例題3問で確認する

例題1 試験

決算において、支払済みの保険料36,000円のうち次期分12,000円を前払費用に計上した。

仕訳
借方 科目借方 金額貸方 科目貸方 金額
12,000 12,000
次期分は費用でなく資産:前払費用(資産↑)借方、保険料(費用↓)貸方。
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ChatGPT Claude
例題2 試験

決算において、支払家賃のうち次期分40,000円(4か月分)を前払費用に振り替えた。

仕訳
借方 科目借方 金額貸方 科目貸方 金額
40,000 40,000
次期分の家賃は資産計上:前払費用(資産↑)借方、支払家賃(費用↓)貸方。
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ChatGPT Claude
例題3 標準

期首において、前期末に計上した前払費用300,000円を保険料に再振替した。

仕訳
借方 科目借方 金額貸方 科目貸方 金額
300,000 300,000
再振替:期首に前払費用(資産↓)貸方、保険料(費用↑)借方に戻す。
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ChatGPT Claude
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