給料450,000円を支払った。源泉所得税36,000円を控除し、残額を現金で支払った。
| 借方 科目 | 借方 金額 | 貸方 科目 | 貸方 金額 |
|---|---|---|---|
| 給料 | 450,000 | 預り金 | 36,000 |
| 現金 | 414,000 |
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簿記3級 第1問で出る「給料」の仕訳を、例題6問で確認します。各問に借方・貸方と解説を付けています。
給料は、従業員に支払う賃金や手当を表す費用の科目です。費用なので借方に書きます。仕訳で大切なのは、給料の金額を差し引く前の総額で書くことです。従業員の手取り額ではありません。
給料250,000円から源泉所得税20,000円を差し引き、残額を現金で支払った場合は、借方に給料250,000円、貸方に預り金20,000円と現金230,000円を書きます。差し引いた所得税は、会社が従業員の代わりに後で税務署に納めるお金なので、預り金(負債)です。
給料200,000円から源泉所得税16,000円と社会保険料の従業員負担分10,000円を差し引き、残額を普通預金から振り込んだ場合は、借方に給料200,000円、貸方に預り金26,000円と普通預金174,000円を書きます。
差し引いた源泉所得税20,000円を税務署に現金で納めたときは、借方に預り金20,000円、貸方に現金20,000円を書きます。
社会保険料は、従業員負担分と会社負担分を合わせて納めます。合計180,000円を普通預金から納め、従業員負担分90,000円と会社負担分90,000円だった場合は、借方に預り金90,000円と社会保険料90,000円、貸方に普通預金180,000円を書きます。会社負担分は社会保険料という費用、従業員負担分は預り金の取り崩しです。
会社が従業員のために立て替えていたお金を給料から差し引く場合は、貸方に立替金を書きます。預り金は後で納める預かり、立替金は先に払った分の回収という違いがあります。
決算日までに働いてもらった分の給料がまだ未払いの場合は、決算整理で費用に計上します。当月分の給料300,000円が未払いなら、借方に給料300,000円、貸方に未払費用300,000円を書きます。翌期に支払ったときは、借方に未払費用、貸方に現金や普通預金を書きます。
給料の総額から源泉所得税や社会保険料の従業員負担分を差し引いたとき、差し引いた金額は会社が一時的に預かっているので預り金(負債)にします。後で税務署や年金事務所に納めたときに預り金を減らします。
決算整理で計上する未払いの給料は未払費用です。簿記3級では、時間の経過で発生する費用の未払いに未払費用を使います。
| 借方 科目 | 借方 金額 | 貸方 科目 | 貸方 金額 |
|---|---|---|---|
| 給料 | 450,000 | 預り金 | 36,000 |
| 現金 | 414,000 |
| 借方 科目 | 借方 金額 | 貸方 科目 | 貸方 金額 |
|---|---|---|---|
| 給料 | 250,000 | 預り金 | 33,000 |
| 普通預金 | 217,000 |
| 借方 科目 | 借方 金額 | 貸方 科目 | 貸方 金額 |
|---|---|---|---|
| 預り金 | 30,000 | 現金 | 30,000 |
| 借方 科目 | 借方 金額 | 貸方 科目 | 貸方 金額 |
|---|---|---|---|
| 預り金 | 60,000 | 普通預金 | 120,000 |
| 社会保険料 | 60,000 |
| 借方 科目 | 借方 金額 | 貸方 科目 | 貸方 金額 |
|---|---|---|---|
| 給料 | 450,000 | 未払費用 | 450,000 |
| 借方 科目 | 借方 金額 | 貸方 科目 | 貸方 金額 |
|---|---|---|---|
| 未払費用 | 250,000 | 現金 | 250,000 |
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